東京電力HDなど　スリランカの電力マスタープラン策定プロジェクトに着手

東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、東電設計株式会社は、スリランカ国における「電力マスタープラン策定プロジェクト」に取り組み、2016年8月2日からコンサルティング活動を開始した。

同国では電力消費量の増加率が年約4％に達し、電源の多様化に加え、ピーク負荷に対応する電源の確保、送配電損失率の改善などが必要とされている。

このたび、スリランカ政府から日本政府に対し次期電力マスタープランの策定への協力要請があり、3社は、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「スリランカ国　電力マスタープラン(長期基本計画)策定プロジェクト(2016年7月～2017年7月予定)」の業務を受託した。

3社は、2040年までの「電力マスタープラン」策定に着手し、それぞれが培ってきた経験や知見に基づく技術力を活用していく。

具体的には、スリランカの社会経済の状況、エネルギー消費・需要動向の調査に始まり、電力需要予測や電源開発計画・送電系統・配電開発計画の検討、系統運用の改善への提言などを実施する。

また、再生可能エネルギーやバッテリーなど系統安定化設備の導入も検討する予定である。

（画像はプレスリリースより）




東京電力ホールディングス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、東電設計株式会社　プレスリリース
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