東京都、中小規模事業所のクラウド利用による省エネを支援

東京都環境公社は、東京都内で所有または使用する中小規模事業所で行われる、クラウド利用による省エネを支援する「中小規模事業所のクラウド利用による省エネ支援事業」の募集説明会の受付を開始したことを発表した。

「中小規模事業所のクラウド利用による省エネ支援事業」は、都内において中小規模事業所を所有または使用する事業者が助成対象者となっている。

主な助成対象条件としては、対象となる情報システムなどは自社で保有し自社内で運用すること、クラウドサービスを利用することで事業所のエネルギー使用量が削減されること、使用されるデータセンターが「環境に優しいデータセンター」または「環境配慮型データセンター」として公表されたものであることなどがある。

助成対象経費となるのは、クラウドサービスに移行するのに係る経費や、移行作業に必要となるパッケージやライセンス費用、平行稼働期間中のサブスクリプションに基づく利用などに係る経費とのことだ。

助成率は「環境に優しいデータセンター」の場合は6分の1で、助成限度額は750万円、「環境配慮型データセンター」の場合は助成率が3分の1で、助成限度額は1500万円となっている。

募集説明会は、10月29日と10月30日の2回開催予定で、定員は各回120名、開催場所は「国立オリンピック記念青少年総合センター」で、参加申込は募集説明会ページの申し込みフォームにて受け付けている。




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