日本初のソーラー充電スタンドが今秋にも都内に登場

公益財団法人東京都環境公社(以下、東京都環境公社)と東京都が日本で初めてのソーラー充電スタンド「シティチャージ」を設置することになり、シャープ株式会社は、その設置事業者に選定されたことを2015年7月21日に発表した。

ソーラー充電スタンドは、太陽光パネルで発電した電気を蓄電し、スマートフォンなどが簡便に充電できるシステムである。

今回、シャープが設置する「シティチャージ」は、太陽光パネルと充電テーブルというシンプルな構造で、スタイリッシュなデザインと転倒しにくい安全性を兼ね備えた設計になっている。また、LED照明と蓄電池を搭載しているため、夜間照明に活用できる他、夜間・雨天時での充電が可能である。

ソーラー充電スタンドは米国・ニューヨークをはじめ、海外での導入例が増加している。東京都環境公社と東京都は、再生可能エネルギーの導入拡大によりスマートエネルギー都市を実現する取り組みの一環として、太陽光発電の啓発や非常用電源に活用する考えである。

「シティチャージ」は2015年秋頃に、ビジネスパーソンと外国人旅行者の利用を想定して虎ノ門ヒルズと東京タワー付近に設置し、その後は設置場所を徐々に広げていく予定。無料で利用でき、ピクトグラム(絵文字)でわかりやすく表示する。

（画像はプレスリリースより）




シャープ株式会社　プレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/150721-b.html

東京都環境公社　
http://www.tokyo-co2down.jp/action/charge/