岩谷産業とセブン・イレブン　水素ステーション併設店舗に着手

岩谷産業株式会社と株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、水素ステーションを店舗に併設する包括個合意書を締結した。

この合意書に従って、水素ステーションを併設したセブン-イレブンの店舗を東京都と愛知県に1店舗ずつ、2015年度に開店する。これは国内初の取り組みとなる。

また、純水素型燃料電池をセブン-イレブンの店舗で活用した実証実験も開始する。燃料電池を使用して店舗の環境負荷がどの程度に低減するかを調べ、小売店で燃料電池を活用する意義を検証する。

岩谷産業は「水素をエネルギーとして活用する社会」を目指して、水素インフラの基盤を推進している。

セブン・イレブンは地域に根ざした店舗展開をしているため、今回の両社の協力で、店舗において商品やサービスと共にクリーンエネルギーを提供できる地域インフラが成立した。岩谷産業は、水素エネルギーが一般に浸透するための拠点づくりとなることを期待している。

セブン-イレブンは環境にやさしい店舗づくりとして、LED照明の導入、省エネ型空調システム、循環型換気システム、屋上の太陽光発電パネルなどを導入している。今後も省エネ、創エネ、蓄エネの節電で総電力使用量の削減に努めていく考えだ。

（画像はプレスリリースより）




岩谷産業株式会社プレスリリース
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